市の保育職員として働いて4年目。現在は、4歳児から継続した5歳児の25名を一人で受け持っています。大学での実践的な学びのお陰で、手遊びや絵本の読み聞かせなど最初からスムーズに進められました。在学時は人前での発表が恥ずかしく抵抗もありましたが、勇気を出して取り組んだ授業経験が今とても役に立っています。また共に学んだ同期とは、今も保育の話を共有・相談するほど良い関係が続いています。保育では、タイミングや個性に合わせたアプローチをするなど、園児一人ひとりの気持ちに寄り添うことを意識しています。毎日の小さな成長に立ち会えるところが楽しく、また行事に向けた取り組みでは、成長をサポートできたことに対して保護者の方から感謝いただけたことにもやりがいを感じます。この園では尊敬できる先生方にも恵まれました。私も、周りからの信頼を得て園全体をより広い視野で見ることができる保育者をめざしています。

※1 2024年4月、児童教育学部へ名称変更
※2 2023年4月より児童教育学専攻と幼児保育学専攻を統合