総合病院の管理栄養士として、1～2年目は入院患者さまへ提供する給食の盛り付けや発注、献立作成などに携わりました。大学時代、大量調理に関する各業務を一から行った「給食経営管理応用実習」のおかげで、実際の給食現場でもスムーズに流れを掴むことができました。3年目からは病棟で患者さまの栄養指導や管理をしていますが、糖尿病・腎不全・高血圧・胃を切除された方…と栄養指導の内容もさまざま。特に複数の疾患がある方は、食への希望を失い食べることが億劫になってしまうなど、指導がマニュアル通りにはいかないことも。在学時の栄養指導のロールプレイング経験が今の糧になっています。今後も患者さま一人ひとりの病状や性格に合わせた寄り添う栄養指導を心がけ、食の楽しさや必要性を伝えられる管理栄養士として学びを続けていきます。

※2019年4月より健康科学部 健康栄養学科へ改組