児童教育学科

2020年 2月号

複数のゼミや
授業が合同で
成果を発揮する
「まなびの文化祭」

「まなびの文化祭」 門松 愛 先生

2018年度に教育特色化事業の一環として、第1回 まなびの文化祭が開催され、3・4年生51名がゼミごとに計9つのブースを出展、2年生も71名が見学及び体験として参加しました。地域の子どもと保護者は118名参加してくださいました。2019年度は第2回目の開催として、学生の主体性をさらに生かした文化祭となるように、まなびの文化祭実行委員会を学生たちで組織し、計25名の学生が実行委員として準備から報告書作成までを主体となって行いました。合計で7つのブースを出展し、当日運営に加わった学生は69名、来場者は155名でした。7つのブースのいずれも子どもが楽しめるような工夫が凝らされており、参加した子ども達や保護者の方々の笑顔があふれる場となりました。
タイトル

「あそいく!」

「あそいく!」のブースでは、幼児保育学専攻3年生が体育の授業で作成したダンボールの遊具を8種類用意。巨大迷路、電車、巨大積み木、ボール投げなど様々でした。それぞれの遊具で工夫が凝らされ、例えば巨大積み木は、完成すると女の子や男の子の形となり、また電車は子どもが中に入って移動できるように作られていたり、ボール投げは入れる箱が動物の形であったりなど、子ども目線での工夫が随所に見られました。実際に子ども達の遊ぶ様子をみてみると、遊具のねらい通りに遊ぶ子だけでなく、ボール投げを動物への餌やりとして楽しんでいる子、積み木をただ積み上げるだけではなく崩して楽しんでいる子、巨大迷路のなかでオリジナルの抜け口を探して楽しんでいる子など、それぞれの個性が出た遊び方をしていました。一緒に遊ぶ学生を見ていても、子どもの遊び方を否定するのではなく、そこから発展させていく様子や、子どもができるところまでをうまく見極めて援助する様子、応援の声掛けを工夫する様子などを見ることができました。授業での取り組みの成果発表という点でも学生の専門性の高まりを感じることができたブースでした。
あそいく
つくって遊ぼう

①理科教育(物理)ゼミからは「つくってあそぼう」。ゴムを巻いた力で動く車(糸巻き車)を子どもと一緒に作り、作った車でさらにゲームを行いました。

リズム体験隊

②音楽第4ゼミでは「リズム体験隊♪」として、音の出るマット、手作り楽器やドレミパイプなど様々な楽器を楽しみながら回るスタンプラリーを行いました。

チャレンジ

③健康・体力ゼミでは、「チャレンジ・ザ・10」と称して、フラフープや平均台、ジャンプなど10種類の運動に挑戦!

ゲイジュツ祭

④美術表現・教育研究ゼミでは、「あそびのゲイジュツ祭2019秋」として、モザイク絵、版画、モビール作り、ランプ作りを体験しました。

海の世界

⑤絵本研究ゼミでは、「海の世界をのぞいてみよう!」をテーマに絵本スイミーの世界を再現しました。海の世界を楽しみながら冒険する子どもの姿が見られました。

謎解き

⑥まなびの文化祭実行委員会ではそれぞれのブースをめぐってクイズに答えていくスタンプラリー「謎解き大冒険」を行いました。

学生の声~「まなびの文化祭」に参加して~

文学部 児童教育学科 実行委員

・「子どもにも個性があり積極的に話してくれる子や親にずっとくっついている子などさまざまな子どもに出会えたため、実習でこの経験を生かし子どもと関わっていこうと思います。」(2年生)・「実際に子どもが遊ぶ姿が見られ、異年齢の子が同じ場所で遊ぶ際の配慮が難しかったが勉強になりました。」・「子どもたちがどんなことに興味があって、どんなことを楽しいと思っているのか分かってよかったです!」・「多くの保護者や子どもと関わることで将来のための勉強になりました。今の自分に足りないことなど課題が見つかるきっかけになりました。」・「子どもと関わることで自分の未熟さを知ると同時に、学ぶことがたくさんありました。」(3年生)

今回ご紹介した先生

文学部 児童教育学科
門松 愛 先生


~メッセージ~

保育、教育には理論があり、理論に基づいて実践があります。理論を理解したうえで実践し、実践することで気づきを得て、自身の技術として修得していくことができます。しかし、保育者や教育者になるためには様々な授業を受け、実に多くの知識や技術を修得する必要があります。その全てを高度なレベルで習得できれば良いのですが、現実的には難しいかもしれません。一言に保育者、教育者と言っても、それぞれに得意なことがあったり、知識が豊富な分野があったりと専門性は様々です。ベースとなる理論や基本的な知識、技術の修得は必要不可欠ですが、各々の強みとなる専門性をぜひ本学で高めていってほしいです。