学部学科トピックス

2019.10.24
生活環境学科

『ウッドワンダーランド2019』

10月3日から6日までポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で「ウッドワンダーランド2019」が開催されました。
そこに建築設計意匠ゼミ3年生が設計した国産材を使った家具が西垣林業さん(県内最大の生産量を誇る製材工場を持つ会社)のブースで展示されました。


西垣林業さんと一緒に考えたコンセプトは「ちょい木」です。
オフィス空間は鉄やメラミンでできた家具ばかりなので、そこに女性でも簡単に木を加えることができるように工夫して設計しています。
今回展示したのは3点の試作品。テーブルの脚は既存のオフィス家具そのままで天板だけを木に変えたり、本棚も構造はスチールのまま棚板だけを木に、マガジンラックにはマグネットで木をちょっと足しているだけですこしほっとする空間に早変わりです。
テーブル天板は杉独特の赤身と檜の白身を斜めに剥いで、素材が持つ固有の木目をより楽しめるように考えました。


訪れたお客様に学生自らコンセプトを説明するなどよい社会経験となったようです。
これからも更なるアイテム追加やブラッシュアップをして国産材と共に過ごすオフィス空間を考えていきたいと思っています。

 

西垣林業さんの展示ブースで記念撮影

 

今回展示した3点の家具

 

会場であるポートメッセなごやの展示室1